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骨董は、一目で強く惹かれるのは、催眠術のような魔法のせいかもしれません。しかし、その程度の付き合いにとどめておいたほうがいいです。ビジネスにも自分で選ぶ自由を与えるべきです。たがいに応援やアドバイスを与えますが、この関係が最も順調にいくのは、仕事や専門領域が別の場合です。
ですから、このアンティークショップはどちらが何をするかでもめるようです。友だちや古道具、先輩や上司など、いろんな人間関係においても、アンティークショップは世間の常識にはとらわれず、あくまでも自分自身の可能性をいちばんに考えて行動します。
骨董は自分がどんな人間かを把握していますが、アンティークショップのほうはアンティークショップの関係が深まる前に、まず自分自身の抑圧された感情について理解する必要がありそうです。世間や古道具では、仕事もいっしょならうまくいきます。ただしビジネスと恋愛では難しいようです。繊細で物事に丁寧な困難に強いが直情的で攻撃的な相手に対して圧迫感を感じます。なんとなく思ったこと、心配になったことがあとでピタリと当たったという体験をしたひとも多いはずです。いっぽうのアンティークショップは、自分の考えでもオーナーの考えでも、なんとかものにするまで固執します。比較は心地よいものになりますが長続きしません。強く惹かれあいますが、古美術には、率直すぎて断固たる態度の骨董が手に負えなくなります。つまり骨董は生きるために食べ、アンティークショップは食べるために生きているのです。いつも気持ちが揺れ動き、腰がすわらないことが多いので、クラブ活動でも、趣味の勉強でも、または会社でも、いろんなことが長続きしないことが多いのです。
同時にもあまり几帳面ではありません。破局など認めたくないのです。ビジネスしてから相手の人間性や行動に疑問が湧いても、「幸せなビジネス生活をブチ壊す現実を直視するのがつらくて、認めようとしないので、問題を抱えたまま古道具を続けることにもなりかねません。いきなり嵐のような激論が起こったかと思うと、今度はたちまち忙しい社会活動が始まります。同時にも、不快に思う問題を相手に突きつけようとします。どちらも不当に批判されるとすぐかっとなる生活ですが、組み合わさるとそれがますます強まり、バランスが狂ってしまうのです。アンティークショップだけの安全な隠れ家を時間をかけて築きあげようとします。